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アニメや漫画に、実話や作者の実体験などを盛り込んでいくのは一般的な方法ですが、その「実体験をアニメにする」というのをオーソドックスな形にした代表例とも言える「ちびまる子ちゃん」。

ちびまる子ちゃんは、作者であるさくらももこが小学校3年生の時に出身地である静岡県の清水市で起きた出来事をアニメ化したものです。

日曜日の夕方からスタートするちびまる子ちゃんを観ながら夕飯を食べ、その週を締めくくるのは日本の習慣と言っても過言ではないでしょう。

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明るく元気でおっちょこちょいなちびまる子ちゃんは、私たちに元気や癒しを与えてくれます。

しかし、そんなイメージとは全く反対の一面を持っている、暗くて黒い設定をみなさんにお伝えしたいと思います。

ちびまる子ちゃんのイメージを壊したくない方は、そっと右上にある×ボタンを押すことをお勧めします。

本当にあった話なのか、ただの噂なのか、それではスタートです。

 

実話だけど明かせない、本当の出来事

小学3年生から進まないちびまる子ちゃんですが、当然、実際はしっかり歳をとっていきます。

家族構成は、アニメや漫画にも登場している方々が実際にいるわけですが、現在はいったいどうなっているのか、それぞれ以下のようになっています。

まる子

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当然ですが漫画家です。

本名はさくらももこですが、ちびまる子ちゃんの名前の由来はちびな子供でちび丸となり、女の子だから「ちびまる子」となったようです。

 

まる子の姉(さきこ)

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いつもしっかりしていて、まる子を叱ったり面倒をみたり、二人目のお母さん的なポジションですが、成人後、男に騙され多額の借金を背負い、それを返済するために夜の仕事を始めました。

そのせいで男性恐怖症となり、家に引きこもり、母親と一緒にひっそりと暮らしているそうです。

 

お父さん(ヒロシ)

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作中では仕事をしているそぶりを見せませんが、実際は八百屋を経営していたようです。

しかし、多額の借金を作り、それを返さずに家を出て行ってしまいました。

借金の理由はギャンブル女性関係と噂されているようですが、実際のところは不明のようですね。

 

お母さん(すみれ)

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お父さんがいなくなってしまい、そのせいで元気をなくしてしまい、今ではまる子の姉と年金生活をしているそうです。

作中ではまる子に口うるさく説教をしていますが、時には優しい言葉でまる子を励まし、まる子だけではなく、さくら家の良き支えとなってくれていました。

そんなお母さんの姿ももう見られないのですね。

 

ここまででもかなりダークな話になってしまっています。

しかし、まだまだ暗い話は続きます。

ここまででもう限界の方は、右上にある×印をそっと押してください。

見てしまうとちびまる子ちゃんのイメージが180°変わってしまうかもしれません。

それでは続きです。

 

まだまだ続く暗い事実?!

おじいちゃん(友蔵)

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実際のまる子のおじいちゃんはすごく意地悪で、まる子と仲が悪かったそうです。

仲が悪すぎて、小学校6年生の時に亡くなったおじいちゃんのお葬式の時にお寿司をみて「わーい、お寿司だ!」とお気楽な態度をとってしまったようです。

なので、アニメに登場する人が良すぎるおじいちゃんは「まる子の理想像」として描かれているわけですね。

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おばあちゃん(こたけ)

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いつものんびりしているおばあちゃんですが、まる子の父の失踪と借金に絶望して、居間で自殺をしてしまったという話です。

生前はどんなに古い物でも「もったいない」とか「ダメなものでも薬になる」と言い、なんでも食べていたみたいです。

おじいちゃんとともに、さくら家を和ませてくれる役割をしてくれているだけに、非常に残念な話でした。

 

ゆみこちゃん

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数年前くらいからちびまる子ちゃんを見だした方は、ゆみこちゃんの存在を知らない方も少なくないと思います。

連載当初、まる子とたまちゃん、ゆみこちゃんの仲良し三組で行動していましたが、今ではまったく登場しなくなってしまいました。

その理由としては、ゆみこちゃんが自殺をしてしまったからなのです。

親友を亡くしたまる子とたまちゃんですが、現在は元気にしているということが救いですね。

 

借金や死んでしまったという衝撃的なフレーズがたくさん飛び交ってしまい、かなりショッキングな話を書いてしまいましたが、やっぱり「ちびまる子ちゃん」は明るさ、楽しさ、感動を与えてくれるものです。

最後に感動の話で締めくくりましょう。

ここまで見た方は、もう読み疲れてしまっていても、右上の×印は押さずに画面の右下にある矢印で読み進めてください。

 

プレゼントは肩たたき券

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いつも陰ながらまる子たちを見守ってくれている、おばあちゃんの話です。

その回ではおばあちゃんが誕生日を迎え、お祝いするのですが、定番というか鉄板というべきか、まる子はおばあちゃんの誕生日を忘れていました。

そして、まる子はおばあちゃんに肩たたき券をプレゼントしようとします。

おばあちゃんの部屋に行くまる子は、おばあちゃんの部屋で以前プレゼントした肩たたき券や、まる子たちがおばあちゃんに渡した手紙などを発見するのです。

ここでまる子は目にを浮かべます。

その日の夕方にまる子とお姉ちゃんが庭で遊んでいるのを見て、昔を思い出させてくれてありがとうというセリフを残します。

おばあちゃんを見ていた父(ヒロシ)も感動し、目に涙を浮かべ、出かけに行って帰ってくるときに、おばあちゃんと父は夕日を背景に歩くシーンがあります。

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このシーンでは普段なまけているばかりの父と、優しいおばあちゃん親子の絆を作品に映し出しているわけです。

悲しい現実もありましたが、こういったシーンを作者であるさくらももこが描いているということは、現実世界のさくらももこの二人への感謝の気持ちが投影された結果だと言えるでしょう。

最近では、放映回数が多くなりすぎて、実話ではない話も出てきていますが、今後もさくら一家が与えてくれるものを日曜日の夕方に吸収し、翌日から始まる新しい週を明るく過ごしましょう。

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