平均すると、日本人全員が一冊以上持っている漫画を知っていますか?
通常版のみの発行部数が1億5000万部を超え、完全版を含むと1億7000万部以上、そして、海外への発行部数も累計すると2億3000万部を超える超大ヒット漫画「ドラゴンボール」。
漫画だけではなく、アニメや映画でも絶大な人気を誇り、熱狂的なファンも数多くいます。
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ドラゴンボールが少年ジャンプで連載されていた1995年に、少年ジャンプの販売部数が653万部を記録し、日本漫画誌にその名を刻みました。
現在でも映画やアニメが放映されており、長い歴史を持つドラゴンボールと、その作者である鳥山明氏との知られざる秘話&ちょっと笑える裏話をご紹介していきたいと思います。
3000億円?!鳥山明の印税は?
ドラゴンボールのアニメ関連市場規模は3000億円を超えるという噂があります。
関連市場規模というのは簡単に説明すると、ドラゴンボールのアニメに関連するものを購入や、観たりすることで、世の中で動いたとされるお金のことです。
鳥山明氏が3000億円持っているといわけではありませんが、誰が聞いても驚く数字ですね。
また、漫画や書籍を発行すると、作者は印税と言われるお金を得ることができます。
日本でのドラゴンボールの発行部数が約1億7000万部なので、単行本一冊で得られる印税を50円とすると、1億7000万部×50円=85億円となるので、ざっくり計算しても漫画だけで85億円のお金を稼いだ計算になります。
今も少年ジャンプでは多くの人気漫画が存在しますが、多くの方がドラゴンボールの作者である鳥山明氏を目指していると言っても過言ではないかもしれません。
ドラゴンボール『GT』に隠された謎!
ドラゴンボールの続編として連載されたドラゴンボールZ、そして、時系列的には続編の位置付けとなっているドラゴンボールGTですが、前作二つとドラゴンボールGTの間には大きな相違点があるようです。
それは、ドラゴンボールとドラゴンボールZは鳥山明氏が手掛け、ドラゴンボールGTは編集部サイドが当時の都合で始めたものだということです。
ドラゴンボールZの名前の由来として、Zはアルファベットで最後の文字となっています。
つまり、鳥山明氏は「最後のドラゴンボール」といった意味合いで命名されました。
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ドラゴンボールGTにはいくつか解釈の仕方があり、表面上は「グレート・ツーリング(壮大なる旅)」となっています。
しかし、本当の意味合いは、終わるつもりだったのに、続けてしまった編集部サイドから鳥山明氏へのメッセージとし「ごめんね、鳥山先生」が含まれていると噂されています。
どちらが正しいかはベールにつつまれているようです。
意外と知られていない、精神と時の部屋の掟
作中で何度も悟空たちのきゅう地を助けてくれる精神と時の部屋。
多くの方の認識は「1日で1年間過ごしたことになる」とか、「地球より重力が大きく、生活し辛い」くらいではないでしょうか?
実は意外に多くの制限があり、そういったルール(掟)があるからこそ絶大な効果を発揮するのです。
そんなルールや部屋の環境をご覧下さい。
【環境編】
1、気温は50℃からマイナス40℃まで変化する。
2、重力は地球の10倍(すべての物の重さが10倍になる。自分の体重も)
3、広さは地球と同じくらい。
4、酸素の薄さが1/4(富士山で約3/5なので、さらにその半分くらいですね)
住みにくさが一目瞭然ですね。
だからこそ、短期間でパワーUPできるわけですが、しっかり鍛えてない人が入る場合は、人体に悪影響を及ぼします。
【ルール編】
1、人生で48時間までしか入ることができない。(2年分の修業が最大できるわけですね)
2、1度に2人までしか入ることができない。
3、外界の情報を入手することができない。
4、外界とは違う時間の流れになっている。
上記のようなルールが存在するわけですが、特筆すべきはルール編の4です。
1日で1年分ということは、24時間で365日、1時間で約15日、1分で約6時間に相当する計算です。
この時間差を活用し、ブウ編でピッコロが悟天とトランクスを休ませたのは有名な話です。
あなたならどのような使い方をしますか?
少年ジャンプの王道バトル系の代名詞となった「ドラゴンボール」。
経済にも大きな影響を及ぼしたのは、わかっていただけたと思いますが、これは、作者である鳥山明氏が常に読者の心に残る作品を作ろうとした賜物といえます。
読者から少しずつ読んだ時の元気をわけてもらい、悟空顔負けの超特大元気玉を「漫画」という形で、世に送り出し続けてくれているのでしょう。
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