いたずら好きな少年を絵に描いたよう少年、クレヨンしんちゃん。
幼稚園生では知らないようなことや、幼稚園生しかできないことの両方を平気でやってしまうしんちゃんが、アニメに登場したのが1992年のことでした。
登場してから24年が経ち「子供に見させたくないアニメ」として挙げられていますが、それでも根強い人気を誇り、1993年からは毎年映画が放映されています。
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ギャグ要素が高いアニメですが、時折あるシリアスな、感動を与えてくれるストーリーは涙なくして観ることができません。
今回はそんなギャグ要素と感動要素を兼ねそろえた、クレヨンしんちゃんの驚きの話を公開したいと思います。
しんちゃんが年を取らない本当の理由
アニメや漫画で歳をとらないのは、連載を続ける上でのベターな手法になりつつあります。
しかし、しんちゃんに限ってはそういうわけではありませんでした。
なんと、しんちゃんは既に亡くなっているのです。
幼稚園に通う5歳の時に、事故に遭い命を落としてしまったしんちゃんですが、母親であるみさえが現実逃避、現実を受け入れられず、「しんちゃんが生きていたら」のお話を永遠と書きつづけているという話でした。
だから、登場する人物全員が歳をとらずに生活しているのです。
その裏付けとして、クレヨンしんちゃんのタイトルに添えられている「クレヨン」というフレーズですが、これはみさえがクレヨンでお話しを書いているからという説があるのです。
聞いた人全員が、あっと驚く内容ですが、真実はもう語られることはないでしょう。
真実が語られない理由
語られない理由は、作者である臼井儀人氏は2009年に亡くなってしまったこと以外にも理由はあります。
本来、漫画家と呼ばれる方々は本当に信頼できる人には裏話や、伏線の回収ポイントや落ちを話し、その反応からその後どうするか考えることがあるようです。
しかし、そんな内容を多くの人に話してしまったら、情報がどこから漏れてしまうかわからないので、話しても一人か二人くらいです。
つまり、その秘話や裏話が公にできないことほど、語られることがなく、口を結んでしまうのです。
語られない理由というのは、実は作者に自殺願望があったのではないのか、という話が挙げられています。
当然のことですが、作家や作者の心といのは、その作品に投影されることが多いです。
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つまり、登場人物のしんちゃんが本当に死んでしまっているのであれば、逆説的にその説の裏付けとなってしまう可能性があるのです。
秘話や真の設定している人たちが仮にいるとしたら、その人たちは臼井氏と強い繋がりがある方々ということになります。
そういった理由から、本当の真実はもう語られないのかもしれません。
しんこちゃんとひまわりの関係
しんちゃんの妹であるひまわりですが、あの歳でイケメンとお金には目がありません。
そのキャラも良い方向に作用し、今ではクレヨンしんちゃんの登場人物として必要不可欠な存在となったといえるでしょう。
当然、まだ赤ちゃんなので言葉を話すことはできません。
しかし、みなさんはもうひまわりがどんな風に話すか知っているのです。
それは未来からきた「しんこちゃん」の存在があるからです。
未来からきたしんこちゃんは、作中でいくつかミスをし、そして、作者も観ている人たちにメッセージを送ってくれていました。
① 名前を聞かれた時の反応
「ひま・・・な子供、しんこです。」
これは「ひまわりです」と答えようとしているのですね
② しんちゃんの呼び方
「おに・・・ぎり頭」
こちらは「おにいちゃん」と呼ぼうとしているのですね。
③ しんこちゃんのC.V
エンディングで流れる声優さんの名前ですが、しんこちゃんの声優さんの名前欄が「???」になっているのです。
つまり、ひまわりの声優さんと同じと作者は伝えたいのでしょう。
この説に関しては明らかすぎるので、もしかしたらどこかで真相が明かされるかもしれませんね。
子供向けのアニメと言われていますが、漫画での連載当初は青年漫画で公開されていたので、大人向けの話が多かったです。
作者が変わった今でも、作者が伝えたいものには相通じる部分があると思います。
シリアスな話の時に含まれているメッセージを読み取り、深みのあるクレヨンしんちゃんを理解していきましょう。
今後もクレヨンで描かれる、カラフルな話から目が離せません。
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