ある一定の地域で「口裂け女」が出没したり、学校のトイレでの「トイレのハナコさん」など消えては浮上する都市伝説が世の中にはたくさんありますが、清涼飲料水としてロングランの王様、コカ・コーラもかなりの都市伝説を持っています。
21世紀の現在から遡って約200年、コカ・コーラはアメリカのジョージア州アトランタで発売されました。
そんなコカ・コーラの都市伝説は少なくとも5つあります。
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コカ・コーラが今まで誇ってきた都市伝説をご紹介しましょう。
コカ・コーラにはコカインが含まれていた!?
その一つは「コカインが含まれている」というものです。
名前のコカはコカの葉(コカインを含む)に由来しており、コーラは当時のアフリカ産のコーラの実に因んでいます。
つまり法律で禁止されるまで当時はコカイン入りの飲み物だったのです。
(※現在の主成分は変わってしまったので今はコカも、もちろんコカインも含まれてはいません)
コカ・コーラは豚の血液が使われている!?
またコカ・コーラの色合い的に「豚の血液が原材料に使われている」という噂が流れたこともあり、その時はイスラム圏の消費量がガクンとおちたそうです。
見た目だけで決めつけられた、出所のわからない噂ですね。
これに対してはコカ・コーラのレシピを知っている人は世界中に2人しか存在しないことから「この2人は突然の事故に備えて決して同じ飛行機には搭乗しない」という都市伝説があります。
ボトルの形で味が違う?
今のようなペットボトルが主流ではなかった時はボトル販売でした。
その際にボトルの形が「女性のくびれを表している」と擬人化したり、あるアメリカのスポーツカーのデザインの起源がコカ・コーラのボトルだという話もありましたがこれも答えは出ていません。
ただコカ・コーラ社は「ボトルのデザインは暗闇でも識別できるようにした」とのみ発表しています。
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一時はコカ・コーラに炭酸の強弱を意味する「甘口(炭酸が弱い)」または「辛口(炭酸が強い)」を識別できるボトルの形に違いがある、という噂も流れました。
この際にコカ・コーラ社は「ボトルの製造工場によって多少のボトルの形に差が出ているが味の違いではない」と都市伝説を否定しました。
サンタクロースが赤い服を着ている理由!
サンタクロースが赤い服を着ているのはコカ・コーラ社のコマーシャル効果であるという都市伝説も登場しています。
しかしコカ・コーラの販売前にニューヨークの画家がサンタクロースの原型とも言える聖ニコラウス像に赤いマントを羽織らせているのでコカ・コーラ社の広告が現在のサンタクロースの原型を作ったとは言い切れませんが、巷では都市伝説です。
コカ・コーラを飲むと骨が溶けてしまう?!
最後に「コカ・コーラを飲むと骨が溶ける」というのは聞いたことがありませんか?
小さい頃に加減を知らずに飲んでいると親たちは必ず「そんなの飲んでいると骨が溶けちゃうよ」というものです。
この噂の真相についてはコカ・コーラ社が実は認めています。
ただし実験をしたのは魚の骨でした。
コカ・コーラに魚の骨をつけると確かに溶けたそうです。
ただ、人間の骨の成分と魚の骨の成分は違いますのでそれが当てはまるとは言えません。
その証明のため愛飲家は10年以上コカ・コーラを飲み続けましたが、骨など溶けなかったと自ら証明しました。
コカ・コーラ社もこの都市伝説には「人間が飲料した場合、消化器官を通過した後、骨に到達する頃には別の成分に変わっているため、骨がもろくなる、溶けるということはない」とコメントしています。
こんなにたくさんの都市伝説を持つのも売れっ子の証し。
コカ・コーラはこれからもぶっちぎりで都市伝説を作っていく=レストランやコンビニから消えることはないのでしょう。
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