1973年からアニメ化され、制作会社が変わりながらも現在に至るまで放映を続け、幅広い年齢層から愛され続けている「ドラえもん」。
アニメ化される前に、1969年から漫画化されていて、1話完結のわかりやすいストーリーが人気の秘訣です。
毎年春になるとドラえもんの映画が上映されるので、ドラえもんの映画が上映されることで新たな春を感じる方も多くいます。
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長い歴史を持つドラえもんだからこそ、多くの語り継がれた秘話があり、感動、驚きを観る人に与えてくれる話があります。
今回は、いまさら聞けない一般常識から、あっと驚く話をご紹介します。
ドラえもんの値段とひみつ道具の値段
セワシ君(以下セワシ)はのび太の孫の孫にあたります。
結婚相手は、源静香とジャイアンの妹であるジャイ子のどちらかと言われています。
どちらと結婚するかはこれからの、のび太次第とされていますが、どちらと結婚してもセワシが生まれるという不思議な現象が起きています。
セワシは22世紀から野比家の暗い未来を救うためにドラえもんを送り、のび太のサポートをするように言いました。
ここで、誰もが気になるドラえもんの値段ですが、なんと20万円です。
ドラえもん自身がひみつ道具を作ったりできるわけではないので、単純にロボット代ということですね。
いつでも話し相手になってくれて、感情があるロボットが20万円とは、大特価と言えるでしょう。
ちなみ、作中でよく使われるタケコプターは15万円、タイムマシンは120万円、どこでもドアは64万円、もしもボックスは62万円で販売されるようです。
予定では、2112年にドラえもんをはじめとするひみつ道具が世に出回るらしいので、その時に備えて今から貯金ですね。
ドラえもんとドラミちゃん、なんでそんなに差があるの?
ドラえもんとドラミちゃんは兄弟ですが、値段は、ドラえもんが20万円に対して、妹のドラミちゃんは100万円と言われています。
兄弟なのになんでこんなにも値段が違い、皆さんが知ってのようにドラミちゃんの方が優秀なのはなぜでしょう?
それは、ドラえもんとドラミちゃんに搭載されているオイルに秘密があり、ロボットでの兄弟の基準は、同じ缶のオイルを使っているということです。
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オイルの使用上の注意として、使うときにしっかり振らなくていけません。
しかし、使うときにしっかり混ぜることを忘れてしまい、オイル濃い部分が下に、薄い部分が上にいってしまいました。
その薄い部分をドラえもんに、濃い部分をドラミちゃんに注がれてしまったのです。
その濃い薄いが、ドラえもんとドラミちゃんの違いになってしまったのです。
混ぜないで注いだおかげで、あの愛らしく特徴的なドラえもんが誕生したと思うと、しっかり混ぜなかったのは正解だったかもしれませんね。
謎の回と最終回
ドラえもんにはいくつか謎に包まれた話が存在し、最終回に関する話も取り上げられています。
行かなきゃ
この回にはあらすじがなく、テレビの奥側にのび太が歩き続けていくというものです。
10分ほど歩き、ドラえもんが「もう行っちゃうんだね」というセリフに「もう行かなきゃ」とのび太が返して話は終わります。
これだけでも十分不思議ですが、さらなる驚きが隠されていました。
まず、放送された時間が深夜だったことです。
ドラえもんは本来、夕方に放映されていますが、この回のみ唐突に深夜に放映されたということです。
そして、もう一つの驚きがなんと、この回が放映された日が作者である、藤子F不二雄先生が亡くなった日と重なっているということでした。
これにはいくつか説があり、テレビ局が藤子F不二雄先生への追悼の意味を持たせ放映されたということや、藤子F不二雄先生があらかじめ作品を仕上げておき、自身の死後、放映することをお願いしていたということ。などです。
真相は明かされていませんが、長年放映されていたからこその秘話だと思います。
最終回
ドラえもんは現在も放映されていますが、最終回のみすでに完成されているということです。
最終回はのび太が病院のベッドで目を覚ますところからスタートし、起きたばかりののび太は涙を流しています。
そして、目の前にはお母さんの姿があり、お母さんも涙を流していたのです。
のび太の涙とお母さんの涙の意味は別で、お母さんの涙は、植物状態だったのび太が目を覚ましてくれたことに関しての喜びの涙でした。
つまり、のび太がドラえもんと過ごした生活はすべて夢の中の出来事で、のび太が事故に遭い、病院で寝たきりの状態の間に起こっていたお話しだったのです。
当然ですがのび太の涙は親友であるドラえもんとの別れの涙です。
今回ご紹介した話以外にも、ドラえもんにまつわる秘話はたくさん存在します。
ただの噂か真実かはわからないことばかりですが、きっとその結果ももう少ししたら判明すると思います。
先述したように、ドラえもんが誕生する時代まであと100年きったのですから。
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