一般人とはどこか一線を画したものを持つ芸能人たちには、やはりそれ相応の深いエピソードが存在しているものです。

その生き様や心意気など、心惹かれる話がたくさんあります。

今回はその芸能人にまつわる都市伝説をご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

 

萩本欽一の男気あふれる都市伝説

これは有名な話かもしれません。

萩本欽一さんは過去に日本テレビの24時間テレビの初代総合司会を務めたことがあります。

しかし乗り気ではなかったのか、萩本さんは何度も出演のオファーを断り続けていたようです。

ギャラが安い」と言い続ける萩本さん。

まるで家電量販店で価格を値切り続けるケチな客のような様相ですが、その額は少しケタが違います。

萩本さんのギャラは当時1億円、現在の3~5億円相当だといわれています。

渋り続けていた制作側もついには折れて、最初の額の倍額で手を打ったといいます。

それでようやく出演を了承した萩本さんは、こう言いました。

そのギャラ、全部チャリティーにまわしてくれ」と。

萩本さんのこの言葉で、24時間テレビは始まったといいます。

これが萩本欽一さんにまつわる都市伝説です。

破格のギャラを投げ打って司会を務めていた萩本さん、そんな彼の男気に乾杯です。

 

樹木希林の自己犠牲がすごい

次は大御所中の大御所女優、樹木希林さんにまつわる都市伝説です。

ある年の9月、樹木希林さんは病院で乳がんが発覚しました。

もちろんすぐに手術が必要な状態です。

しかし樹木希林さんが実際に手術をしたのは、翌年の1月なのです。

なぜ4ヶ月もの間命の危険を冒してまで手術を先延ばしにしたのでしょうか?

樹木希林さんといえば、あの富士フィルムの『写ルンです』のCMに出演されていることは知られていますよね。

お正月を写そう」というフレーズの楽しそうなCMが印象的です。

もしかすると樹木希林さんのジョークなのかもしれませんが、彼女はこの『写ルンです』のCMを視聴者が楽しく観られるように、そのために手術を先延ばしにしたそうなのです。

これが本当だとしたら、驚きの事実ですね。

自分ががんを患っていることを視聴者が知ったら、CMを観て楽しい気分になることができないと考えたのです。

自身の命の危機にも動じずユーモラスな振る舞いを見せる樹木希林さんらしい、豪快なエピソードではないでしょうか。

スポンサーリンク

 

「生きたい!」吉高由里子の都市伝説

次は女優の吉高由里子さんにまつわるエピソードです。

2007年に、吉高由里子さんは『蛇にピアス』という映画のオーディションを受けました。

この映画の監督は「鬼の蜷川」と呼ばれる、俳優にとても厳しくあたる人物として有名な蜷川幸雄監督の作品でした。

蜷川監督は主演を決めるオーディションで、この『蛇にピアス』という作品に関して、「主演には濡れ場がある。しかもヌードだ」と説明したようです。

すると吉高さんはこう言いました。

ほとんど裸の映画なのに、裸を見ないで撮れるんですか?」と。

この言葉にはさすがの蜷川監督も慌てたよう。

じゃあ見せて」と冗談っぽく言う蜷川監督に対し、吉高さんはすぐさま更衣室に監督を連れていってそこでヌードを披露したそうです。

蜷川監督は手で目を覆いながら、「あ、大丈夫、撮れる撮れる」と裸を披露した吉高さんより恥ずかしがっていたといいます。

鬼の蜷川すら手玉に取ってしまった吉高さん。

女優としての気迫を感じるエピソードですね。

 

話は少し逸れますが、吉高さんはこの映画の主演の座を射止めた翌日、交通事故に遭って全治半年の大怪我を負ってしまいます。

集中治療室に5日間入っていたという、相当な怪我です。

吉高さんはこの時の経験で、生きることに対してどこか投げやりな部分があった自分が、強く「生きたい!」と願うことで心の持ちようが変わり、死生観が変化したといいます。

心の底から生きたいと思った瞬間、体から熱が溢れ出て、40度ほどの熱が出たようです。

それから吉高さんは驚異的な回復力を見せて、治るまで半年かかる怪我を1ヶ月半で治してしまったそうです。

無事映画のクランクインにも間に合わすことができました。

人間の心と身体に関する神秘的な話ですね。

 

使う?使える?生涯無料パスポートの謎

ステラおばさんじゃねえよ!

というフレーズでお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜さんが自身がステラおばさんと間違われたことに対するツッコミを入れるというネタがあります。

ステラおばさんといえば、『ステラおばさんのクッキー』というお菓子のパッケージに描かれているキャラクターのことです。

テレビでこのネタを連発したことで、春菜さんの元にお菓子の製造元から『ステラおばさんのクッキーの生涯無料パスポート』が贈呈されたようです。

テレビで度々ネタを披露して宣伝してくれる春菜さんへの感謝の気持ちでしょうか。

もしかすると本当に春菜さんのおかげでお菓子の販売量が増えたのかもしれませんね。

このクッキー無料パスポートの他にも、木梨憲武さんの『バリューセット無料パスポート』、「キン肉マン」の原作者でゆでたまごさんが保有する『吉野家の一生無料ドンブリ』、格闘家のヴァンダレイ・シウバの『なはまるうどん一生無料券』なども存在しています。

この無料パスポートは本当に使用が可能なのか、贈呈された彼らは実際にそれを使用したことがあるのか、それは誰にもわかりません。

信じる信じないは、あなた次第です。

スポンサーリンク