日本の首都東京。
人が多く集まる場所には、それだけ多くの都市伝説が生まれます。
今回はその東京にまつわる都市伝説について見ていきたいと思います。
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ゴジラを迎え撃つため!?都営大江戸線に隠された真実
東京をぐるりと回るように線路が配置されている地下鉄、都営大江戸線。
東京内を輪を描くように回る路線の筆頭としてまず挙げられるのは、山の手線ですよね。
既に山の手線という安定のスターターがいるにも関わらず、なぜ同じような路線図となる都営大江戸線は開通したのでしょうか?
その理由としてまことしやかに囁かれているのが、災害などの緊急時に自衛隊などが効率良く東京の主要都市を移動するためのトンネルを造るため、というものです。
東京で大規模な災害などが発生した場合、地上は多くの人で溢れ、早急に任務を遂行する必要のある自衛隊などの身動きがとれなくなる可能性があります。
そういった事態を未然に防ぐため、東京の地下にトンネルを造る必要があったのです。
しかしそれほど大々的なトンネルの建造には費用がかかり、維持費だって馬鹿にならないでしょう。
いつ起こるかわからない災害時のためだけにトンネルを造るわけにはいかないのです。
そこで考えられたのが、普段は鉄道を敷いて一般の交通機関として運用し、緊急時には自衛隊などの機関がその路線を活用しようということです。
普段から通勤に使用している人ならわかると思いますが、都営大江戸線の線路は狭く、列車の車内も他の鉄道のものに比べて若干狭く造られています。
これはトンネル建設時に少しでもコストを削減しようとした意識の表れだと思われます。
元々緊急時のために使用する目的で建造されたトンネルであるからでしょう。
普段私たちが活用している都営大江戸線は、緊急時はヒーローたちが出撃するための通路として活用されるわけですね。
東京湾沖にゴジラが出現した場合、自衛隊は都営大江戸線を使って出動するのではないでしょうか。
世界一の駅!新宿界隈で囁かれる噂
1日の平均乗降者数が世界一でギネスにまで登録されているという、日本が誇るマンモスターミナル駅の新宿駅。
この新宿駅内の中央線が乗り入れるホームの傍、線路と線路の間にある職員通路を通らないといけない場所に慰霊碑が存在しています。
普段中央線を使っている人は、目にしたことがあるのではないでしょうか。
この慰霊碑は、ケーブル工事中の事故で亡くなった作業員を弔うためのものであるといわれています。
かつてこのホーム上では、幽霊のようなものに背中を押されて線路に落ちそうになったという経験をした人が多数現れ、また監視カメラにも霊のようなものが人の背中を押している映像が残されていたそうです。
事故で亡くなった作業員の霊の仕業ではないかと噂されました。
そこでその霊を鎮めるために建てられたのが、その慰霊碑であるそうです。
新宿駅にまつわる都市伝説は他にも存在していて、先ほど書いたように新宿駅の利用者はとても多く、一日の平均乗降者数は350万人ほどにものぼります。
駅で鉄道を利用する時、大抵の人はSuicaなどの電子マネーを使って改札を通るわけですが、なんと新宿駅で改札を通る人が100万人に到達するごとに一人、電子マネーに100円が自動的にチャージされるといわれています。
気になる人はぜひ自分のチャージ金額を確認してみましょう。
100万人に1人という確率ですが、一日に何度も往復したり毎日新宿駅を使っていればいつかきっと、あなたの電子マネーに100円がチャージされるはずです。
せめて1000円ぐらいあれば嬉しいですけどね。
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探し物を探し続けて幾夜。池袋の首無しライダー
サンシャイン60ビルの近く、首都高速5号池袋線の下の道路に首の無いバイクライダーが出現するという噂があります。
世間にはこの首無しライダーをモチーフにした作品などもあるので、かなり有名な都市伝説ではないでしょうか。
この首無しライダーが出現すると言われる道路では、かつて走行中のトラックから金属板が滑り落ち、それが後ろを走っていたバイクライダーの首をスッパリ切断させてしまった事故があったようです。
首を無くしたライダーですが、バイクはライダーを乗せたまま数分間真っ直ぐ走り続け、ガードレールにぶち当たるまで止まることはなかったようです。
とても悲惨な事故ですが、この事故の不思議なところは、その金属板によって切断されたライダーの首がどこにも見当たらなかったということです。
つまりその首無しライダーは、無くした自分の首を探しにこの場所に現れているのですね。
今でも無くなった首の目撃情報を募るために、警察が事故現場に立て看板を設置することがあるようです。
首無しライダーが無くした首は、今どこにいて何を考えているのでしょうか。
アメ横のメロンを食べるのは○玉県民説
東京上野にあるアメヤ横丁、通称アメ横。
店頭で様々な品を並べて客を呼び寄せる、下町感溢れるとびっきり賑やかな商店街として有名ですよね。
そのアメ横の果物屋では割り箸の先に切ったメロンやパイナップルが取りつけられたものが売られているのですが、この割り箸刺しの果物を食べているのは大抵が埼玉県民であるという説があります。
埼玉の大宮から上野へのアクセスは容易で、他県から訪れる人数は埼玉県が多いというのは頷けます。
しかしなぜ埼玉県民は割り箸刺しのメロンやパインが好きなのでしょうか?
一説によると、埼玉県民は見栄っ張りであり、お洒落な東京人を気取りたい県民性があるらしく、地方で「どこに住んでるの?」と訊かれるとつい「東京のほう」と答えてしまうところがあるようです。
つまりアメ横で割り箸刺しのメロンやパインを食べるのは、果物が好きというよりも、そういうちょっとウィットに富んだ食べ歩きをしてお洒落な東京人面をしてみたいという意識があるのではないでしょうか。
東京に住んでいるならそんなことしないでも東京人なわけで、見栄を張る必要もなく、わざわざ食べ歩きをして他人に見せびらかしたりしないわけです。
東京に対するコンプレックスゆえに、埼玉県民はアメ横で割り箸刺し果物を食べているとういことですね。
もちろん、これはあくまで都市伝説です。
本気にしたらいけませんよ。
埼玉の人怒らないでくださいね。
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