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幽体離脱のように生きた体から魂が抜けてしまう現象が世の中にはあると言われています。

体のない魂は生霊とも呼ばれ、不思議な経験をもたらします。

その経験では実はあまり良い結果を招くことはないようです。

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もう一人の自分

ドッペルゲンガー」という言葉は既に日本でもそのままに使われていますが由来はドイツ語です。

ドイツ語では「生霊」という意味の言葉になります。

日本では「自分と同じ顔の人が世界には3人いる」という現象の言葉として使われていますね。

そしてその存在に対面してしまうということは不吉なことへの前兆とも言われています。

でも前述の通り、本来の意味は「生霊」です。

そこから派生して「自分の分身」「2重人格のもう一人の自分」「自分にしか見えない存在」など様々な表現のされ方をされています。

ただし共通しているのはその存在に触れてしまうと不吉なことや不幸が襲いかかるということです。

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著名人たちの謎の死

歴史的には18世紀の終わり頃から次第に現れて以降様々な目撃例が世界中に点在しています。

そしてそのほとんどは原因不明の謎の死を遂げているのも共通していることです。

ヨーロッパで有名なのはモーツアルトです。

彼の死については諸説ありますが、「ドッペルゲンガー説」ももちろんあります。

彼の遺作となった「レクイエム」は彼の「ドッペルゲンガー」からの依頼作だという説がそうです。

アメリカ元大統領で暗殺されたリンカーン

彼は生霊のような自分に会ったと言います。

自分のことをずっと見つめていた自分は幽霊のようだったそうです。

そしてその死者のような風貌からは自身に大統領としての2期目は訪れないのではないかと予想していたそうです。

しかも暗殺される前日には自分のお葬式を見たという証言もあります。

日本では自殺した芥川龍之介も「ドッペルゲンガー」の体験を語っています。

彼の生霊は帝劇や銀座に現れたと言いのこしているのです。

不慮の死を遂げる命に対しての何らかの配慮がドッペルゲンガーなのかもしれません。

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