SnapCrab_NoName_2016-5-1_18-1-36_No-00

1988年に東宝系にて日本で放映されて以来、テレビの金曜ロードショーで何度も放映され、回を重ねるごとに人気は衰えることを知らず、安定した視聴率を記録し続けている「となりのトトロ」。

楽曲も大変有名なものが多く、なかでも「さんぽ」や「となりのトトロ」は代表的なもので、「さんぽ」は小学校の音楽の教材に扱われるほどポピュラーなものです。

現在大人の方も、現在子供の方も、誰もが経験する「子供の時代」に鑑賞し、トトロの存在や昔ながらの家に憧れを抱いたのではないでしょうか?

スポンサーリンク

今回は、そんな子供にわくわく感を与えてくれるはずのトトロの「ダークな部分」にスポットを当て、「本当のトトロ」を探っていきましょう。

 

となりのトトロはお父さんの回想シーンを物語にしたものだった?

SnapCrab_NoName_2016-5-1_18-4-31_No-00

となりのトトロに登場するメイさつきは明るく活発で、「ジブリの女の子」っぽい典型的なキャラです。

そんなメイとさつきには隠された噂があり、既に亡くなっているというものなのです。

もちろん、その噂には裏付けとなる根拠も存在し、メイとさつきが登場するシーンに影がない場面があります。

影がないということは、存在しない。

つまり、幽霊的な位置付けで登場しているという説なのです。

しかし、影がしっかりあるシーンも存在しているので、この理由だけでは半信半疑ですが、この理由だけではなく他にも理由が存在します。

この後も登場する、どの根拠が決定的になるか、是非、読み進めてください。

 

となりのトトロは狭山事件とリンクする部分がある?!

SnapCrab_NoName_2016-5-1_18-15-3_No-00

1953年5月1日に狭山事件と言われる、女の子が誘拐され殺されてしまった事件が起きました。

場所は埼玉県の狭山市というところで、ある家庭のある姉妹のがその事件の被害者になってしまったのです。

スポンサーリンク

ここまで書いてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、メイとさつきが引っ越してきた空気のきれいな町は、この狭山市と非常に近い距離に存在します。

さらに、メイは英語で5月を指し、さつきは皐月と書いてこれも5月を示しています。

また、作中にも姉であるさつきが、妹のメイを探す描写があります。

この5月に起きた恐ろしい事件との関連性、これを偶然というのか意図的というのか、あなたはどう思いますか?

 

お地蔵さんに刻まれたメイという文字の真実

SnapCrab_NoName_2016-5-1_18-21-30_No-00

となりのトトロには注意してみていないと一瞬で終わってしまう、あるシーンがあります。

そのシーンというのが、お地蔵さんに「メイ」と刻まれているというものなのです。

いくら幼いメイでも、お地蔵さんにそんなイタズラをしたとは考えにくいですし、当然、姉のさつきが彫ったとも考えにくいです。

この一瞬の描写を作者からのメッセージと捉えるか、たまたま書かれていたと捉えるかはあなた次第です。

 

さて、ここまでに三つの理由、根拠からメイとさつきが既に亡くなっているという説が浮上したわけですが、他にも細かい理由は所々に存在します。

そして最後の決め手として、ジブリシリーズにはその作品ごとにキャッチフレーズが存在しますが、この「となりのトトロ」でもキャッチフレーズが「忘れ物を、届けにきました」となっています。

つまり、お父さんにとっての忘れ物というのがメイとさつきで、なくなった時間をお父さんが思い出し、「思い出すこと=届ける」という解釈が組み込まれたのです。

また金曜ロードショーでトトロが放映される時に、これらの理由と根拠が本当のことなのかを探りつつ、新たな目線でトトロを観てもらえたらと思います。

スポンサーリンク