1996年にゲームフリークからリリースされ、その後、日本だけにはとどまらず海外でも爆発的な人気を誇り、子供だけではなく、大人からも圧倒的支持力のある「ポケットモンスター」、通称「ポケモン」。
ゲームボーイをハードとするソフトで発売し、今では当たり前となりつつある「緑と赤」や「金と銀」のように選べる「ツインスタイル」を定着させたのは紛れもなくポケモンだと思います。
可愛いポケモン、かっこいいポケモン、ユニークな登場人物たちが助け、ゲームだけではなく、カード、アニメ、映画などでも活躍し、その幅の広さは業界随一です。
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今回はそんなポケモンの「可愛い&かっこいい」だけではない、「霊的な力」に関する部分も含めご紹介します。
月の使者だったゲンガー、その理由は・・・
ポケモンの悪の象徴、ゴーストタイプの代表的モンスターともいえる、ゲンガーはかつて月の使者でした。
ではなぜ、そんなゲンガーが月の使者といわれていたのか。
そもそもゲンガーはゴーストが進化したポケモンです。
「月の使者」というフレーズを聞いてピンとくるポケモンがゲンガー以外にいますが、それは「ピッピ」と「ピクシー」ですね。
その「ピクシー」と「ゲンガー」に今回のスポットを当ててみましょう。
ゲームやアニメでもあったように、ゴーストはポケモンや人に憑依(霊などが乗り移ること)します。
憑依することでその憑依した人物やポケモンの意思を乗っ取り、行動を操ることができるのですが、当然その力はゴーストだけではなく、ゴーストの進化前のゴースももっています。
しかし、ゴースはゴーストの進化前ということで、憑依できるポケモンや人の力も弱くなければなりません。
ゴースやゴーストは悪の心を持っているので、正義の心や明るい心をもっている者が嫌いなのです。
月の使者という言葉がぴったりのピクシーですが、その分、ゴーストに目をつけられやすくなってしまいました。
ゲンガーというのは、ゴースが憑依できなかったピクシーを、進化したゴーストが憑依したポケモンこそがゲンガーということです。
ピクシーとゲンガーの背格好が同じなのはこれが理由だったのですね。
伝説のポケモン、ギラティナに宿る初代の魂
ポケモンプラチナのパッケージの表紙を飾る、ゴーストタイプである伝説のポケモン、ギラティナ。
このポケモンがこの表紙に飾られたのには意味があり、真相はとても奥深いものでした。
一つ一つ紐解いていきましょう。
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まず、プラチナの表紙に飾られたというポイントですが、プラチナというのは日本語で「白金」を示しています。
白金は本来、はっきんと読みますが、今回は「しろがね」と読みましょう。
ここまでの流れで、ギラティナとしろがねの関係性を匂わせます。
しろがねと言えば、金銀に登場する「しろがねやま」が連想されますが、そこには初代ポケモンの主人公「レッド」が登場します。
しかし、しろがねやまに登場するレッドはなにも話さず、ポケモンバトルのみをし、バトルが終わると突然消えてしますのが印象的でしたが、ここにも明かさなくてはいけない秘密が存在します。
レッドが使うポケモンの中にはひでん技のフラッシュが使えるポケモンがいません。
このしろがねやまはフラッシュがないと周りを照らせず、まったく進むことができないのです。
つまり、レッドにはフラッシュを使う必要がなかった、闇に強いから。
という仮説が成り立ったところで、ここまでの伏線を回収していきましょう。
しろがねやまと関連性があるポケモン、ギラティナはゴーストタイプなので姿を変えることができます。
なにも話さないのではなく、亡くなってしまっているから「話せないレッド」と考えると、繋がりが見えてきます。
そして、バトルが終わると一瞬で消えてしまうレッドは、ギラティナが使える「シャドーダイブ」を使いその場から消え去ったと考えると辻褄が合います。
この話の裏付けに、マサラタウンに住んでいるレッドの母親は「レッドは旅に出ていて、連絡が全くない」と語っています。
レジ系に隠された秘密、キーワードはレベル「89」
レジ系といえば、レジアイス、レジロック、レジスチルですが、このポケモンたちが出現する場所は、日本に置き換えるとある場所とリンクしています。
その場所というのは「爆弾(原爆を含む)が落とされた場所」なのです。
レジ系のポケモンは統一してレベル89で「はかいこうせん」を覚えますが、この89という数字と、はかいこうせんに含まれる「破壊」というフレーズは前述した爆弾と通じる部分があります。
8月9日に落とされた原爆が日本を破壊したことを示しています。
そしてこの説にも存在する裏付けはレジという名前の部分にあり、このレジという言葉は軍事用語で「犠牲者」を示すようです。
今回紹介した都市伝説以外にも、ポケモンには「霊的な力」を意味する説が多く存在します。
基本的には明るくポジティブなものが多いポケモンですが、こういった「闇」や「暗い部分」を知ることで、明るくポジティブな部分がより際立つのです。
これからもどんどん登場するであろうポケモンたち一匹一匹に目を向け、ポケモンをより深く楽しんでいきましょう。
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