自分とは関わりのないような世界の話ではなく、日常に潜んでいるごく身近な恐怖のほうが、人は怖いものです。

表面的なものの裏には、時に恐ろしい真実が隠されています。

一度知ったらもう元には戻れない。

そんな都市伝説をご紹介します。

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知った瞬間ゾッとする都市伝説!

国土の狭い日本とは違い、アメリカには広大な土地があります。

見渡すかぎりの荒野に一本道路が通り、ところどころにポツンとガソリンスタンドが建っているだけということもあります。

その女性は一人で車を運転していました。

荒野の中に建ったガソリンスタンドに立ち寄り給油を済まします。

対応してくれたのは男性スタッフ

料金を支払い、男性スタッフはつり銭を取りに店の中へ。

そして戻ってきた男性の手には、なぜかハンマーが握られていました。

男性はハンマーで車の窓ガラスを叩き割り、ドアのロックを開けて車外へ女性を無理やり引きずり出します。

女性は強引に店の中に連れ込まれ、男性はドアのをかけました。

何をされるのかと怯える女性に対し、男性はそれまでの態度を詫びて謝罪をします。

どういうことなのかと問いかけると、男性はこう言うのです。

あなたの車の後部座席にナイフを持った男がいた」と。

近ごろその近辺で、一人で運転する女性の刺殺事件が多発していました。

 

これが昔からアメリカで伝わっている都市伝説です。

この話のゾッとするところは、ガソリンスタンドに立ち寄るまで後部座席にずっとナイフを持った男が潜んでいたんだと、男性に言われて思い返す瞬間ではないでしょうか。

いつ何時殺されてもおかしくない状況のまま、女性はずっと普通に運転をしていたのです。

 

ちなみにアメリカのディーン・R・クーンツという作家の『戦慄のシャドウファイア』という小説では、この都市伝説とまったく同じようなシチュエーションで、荒野を一人で運転するヒロインの車のトランクの中に死から蘇った配偶者が潜んでいて、じっとそのヒロインを殺す機会を伺っている、という場面がありました。

もしかするとこの小説から派生した都市伝説なのかもしれません。

それとも都市伝説をモチーフにして小説の展開を作ったのか。

あなたももし一人で運転する時は、初めに車内に他の人間が乗っていないことを確認しておきましょう。

 

見てはいけないものに、ズームイン!

平日の朝、登校する前、出勤する前、みんな観ていたのではないでしょうか。

ズームイン!!朝!』という番組を。

いつも番組の終了までは観れず、時間になって番組の途中で家を出ていたあのころを思い出します。

これはそんな朝の生放送番組『ズームイン!!朝!』にまつわる話です。

 

この番組ではお天気リレーというコーナーがあり、各地にいるリポーターにそれぞれ地元の天気を紹介してもらうものでした。

そのある日のお天気リレー、福岡に順番が回り、大濠公園という場所でボートに乗って湖上で天気を解説するリポーターが映し出されました。

そこである違和感が。

すぐ近くの水面に何かが浮いています

カメラはしっかりとその何かを捉えました。

その何かは、なんと人間の水死体だったのです。

悲鳴を上げるリポーター。

すぐにスタジオのほうに映像が切り替わります。

生放送中に水死体にズームインしてしまったまさかの放送事故でした。

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ウォーリーを通報しろ!

ウォーリーを探せ!』という本を知っていますか?

これは数百人の人間が描かれた絵の中から、ウォーリーという赤と白のボーダーの服を着た眼鏡をかけている人物を探し出す、遊べる絵本です。

子供のころ一度は手に取ったことがある本ではないでしょうか。

そしてこの『ウォーリーを探せ!』にも、都市伝説が存在します。

 

かつて1980年代のイギリスで、25人の子供が犠牲になった『ジム・ジャック殺人事件』がありました。

犯人の名は、ジム・ジャック。

しかし精神に異常をきたしていたジム・ジャックには責任能力がないとされ、彼は精神病院に収容されることになりました。

数年後、ジム・ジャックはその精神病院から脱走します。

行方は今もわかりません。

 

25人の子供を殺害した殺人犯を見逃せるはずがなく、ある一人の絵本作家が捜査協力を申し出ました。

そうして制作されたのが、『ウォーリーを探せ!』なのです。

 

当時イギリスで精神に異常をきたしている囚人には、赤と白のボーダー柄の囚人服が着せられていました。

つまり『ウォーリーを探せ!』とは、脱走した殺人犯のジム・ジャックを探せ!ということなのです。

ウォーリーという名前は、殺された25人の子供の中の一人の名前だといわれます。

『ウォーリーを探せ!』にはウォーリー親衛隊という25人の子供グループが出てきますが、それは殺された25人の子供たちのことを示しています。

本の中のウォーリーは眼鏡をかけて帽子を被っていますが、これはジム・ジャックも変装しているかもしれないというメッセージです。

たくさんの荷物を持っていることのあるウォーリーですが、これはジム・ジャックが世界中を逃げ回っているかもしれないという意味があります。

 

さあ、信じる信じないはあなた次第です!

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