1995年10月4日から1993年3月27日にかけて放映され、全26話で綴られたビッグタイトル「新世紀エヴァンゲリオン」。
※以下、エヴァと記載
ロボットアニメはエヴァが放映される前より、前から数多くの作品が放映されていきましたが、エヴァは他のロボットアニメとは一線を画す存在となりました。
その要因は数多くありますが、中でも大きな要素として、
・登場人物がきれいに描かれている。
・エヴァはロボットなのに、今までの「ロボットっぽくなかった」。
この2点が挙げられます。
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ロボットアニメはどうしても戦闘が多くなるので、泥臭いイメージが払しょくできず、また、動きがロボットを意識しすぎてかくかくしすぎていました。
しかし、エヴァは泥臭いどころか、清潔感を感じさせるシーンも数多くあり、動きもエヴァの正式名称である「汎用人型決戦兵器」の名に恥じない、滑らかな動きを演出してくれました。
エヴァの登場により「エヴァ派」と「ガンダム派」に大きく二極化したロボット界ですが、今回はそんなロボット業界を支えるエヴァの都市伝説と、閉ざされていた真実をご紹介したいと思います。
これを知ることで、あなたのエヴァ観が180°変わるかもしれません。
それでは新たなエヴァの世界観へご案内です。
エヴァは死海で発見された文献がヒントに!?
どのアニメや漫画にも参考にしたものや、その作品のヒントになったものがあるものです。
エヴァにもそういったものが存在するようで、そのヒントになったものが死海で発見された文献(ぶんけん)だったと噂されています。
今回はその文献を「死海のコードブック」と呼ぶことにしましょう。
死海のコードブックは死海と呼ばれるアラビア半島の北西部の湖で発見されたわけですが、この死海というのは水の塩分濃度が高く、それによりあらゆる物を浮かすことができる珍しい湖なので、注目度も高くヒントにするには少しばかり有名すぎるかもしれません。
また、死海のコードブックに関連するエヴァの話には大きな疑問が残ります。
その疑問というのが、「エヴァのヒントになっているのに、死海のコードブックが世に明かされている内容はほんの一部分のみ」ということなのです。
エヴァというビッグタイトルのヒントになっているのにも関わらず、内容がほとんど明かされていないところに、なにか見えない力が働いているように感じますが、その見えない力の正体が次に語られる真実で明らかになるかもしれません。
エヴァに働く見えない力の正体は、あの有名機関?!
エヴァのヒントにするには有名すぎる死海のコードブックも、ベールに包まれた部分が多いことで、その疑問は前の真実を明らかにした際に解決できましたが、まだ一つ大切な疑問が残っています。
「なぜ明かされていない部分が多いのにヒントにできたのか」。
という疑問ですね。
しかし、この疑問も2016年の現在に近づくにつれ少しずつ解明されてきたのですが、ここで一度話を脱線させます。
多くのエヴァの謎や疑問が解明される中、一つの都市伝説がささやかれ始めました。
それは「エヴァにはなにか大きな組織が関わっているのではないか」というものだったのです。
その大きな組織というのが秘密結社の「フリーメイソン」なのではないかといい、それを裏付ける理由も多数存在します。
まず、主人公である碇シンジの苗字、碇は船の位置を固定するいかりからきているものなのですが、ここで錨(いかり)ではなく、碇が使われた理由は文字を分解することで謎が解けました。
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碇を「へん」と[つくり]に分けると、「石」と[定]になり、フリーメイソンの象徴である石工と定規とリンクするのです。
ここにすさまじいほど強い繋がりを感じます。
まだまだ理由は続きます。
フリーメイソンの象徴は石工と定規ですが、実はもう一つ存在し、「コンパス」だと言われています。
詳しい方はもうピンと来たかもしれませんが、シンジの父である碇ゲンドウの旧姓は「六分儀」なので、六分儀を別の言い方にするとコンパスとなります。
これは偶然なのでしょうか。
「たまたま」というには出来過ぎた繋がりをこの二つからは感じます。
エヴァの大ヒットの影にはフリーメイソンが暗躍しているかもしれません。
地上の海から宇宙の海へ物語は大きく加速していた
作品には製作者の趣味やしこうが大きく反映されます。
お菓子が好きな製作者なら、登場人物にお菓子の銘柄をもじったキャラが登場し、車が好きな製作者なら車、という風にネーミングの意味の強さには大小ありますが、作品とはそうなりやすく、エヴァも例外ではありませんでした。
庵野監督は軍艦マニアで有名で、登場人物には海に関連する名前が付けられていることが多いです。
綾波レイ
帝国海軍神風型駆逐艦32番艦「綾波」、吹雪型「綾波」が由来となっています。
惣流・アスカ・ラングレー
惣流→帝国海軍蒼龍型航空母艦1番艦「蒼龍」
アスカ→海上実験艦「あすか」
ラングレー→アメリカ海軍ラングレー型航空母艦1番型「ラングレー」
が由来となっています。
ここで紹介したのはほんの一部分ですが、ここまではっきりと名前を引用していたらファンであることを隠しているとは言えないレベルだと思います。
ここで海に関連することをご紹介した理由には、ある作品とのつながりを明かしていきたかったからなのです。
庵野監督の有名作品として、エヴァよりも前に発表された「不思議の海のナディア」が存在します。
タイトルに海が入っていることで、海という繋がりを説明するまではないと思いますが、ナディアのストーリーとエヴァのストーリーを読み込んでいくと、ストーリー性にも繋がりが見えてくるのです。
そのつながりからある都市伝説が噂されていて「ナディアの未来の世界がエヴァで表されている」または「パラレルワールドとしての繋がりがある」というものなのです。
もちろん、これにも多数の理由が存在します。
エヴァには18の使徒が存在し、第18使徒は人間(リリン)を指し、その産みの親である第2使徒リリスと敵対関係にあったのは、16種類の使徒と言えます。
ナディアでは爆発した巨大宇宙船レッドノア16個の球体が地球に向かって飛来するシーンがあります。
敵対しているものの数が共に16というのは関連性がありそうですね。
次に、エヴァには第一使徒アダムという巨人が存在しますが、ナディアにもアダムと似た巨人が巨大宇宙船の中に安置されています。
さらにその巨大宇宙船に安置された巨人の部屋には、エヴァに登場するエヴァンゲリオンのパーツに似たものが数多く登場するのです。
監督が同じだからたまたま似たものになってしまったのか、監督の狙いでそうなったのか、真実は明かされていませんが、ここまでの証拠から「真実は明らかになっている」といえるのではないでしょうか。
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